こんばんは。
7/30から8/10まで大阪・京都で開催しておりました
swimy協同企画公募展 「おんさ」、
無事終了しました。
遠いところを、また、お暑い中を、ご来場いただきまして
誠にありがとうございました。
会場が便利な場所にあるわけではないので、
わざわざ苦労して来ていただいた方には
できるだけ満足して、来た甲斐があったと感じて
帰っていただきたかったのですが、今回はどうだったでしょうか。
作品を搬入する際には、自信もありますが、
不安もかなりあります。また、知人を招待するときも、
「遠路はるばる来てもらえる価値のある展示会かどうか?」
という疑問が大きいため、多少躊躇してしまいます。
準備中は、来てくれた方に「見に来て良かった」と
感じていただけるよう、全力を尽くして描き、
また、数点の中から最終的に出展する作品を選んだのですが、
必ずしもご期待に添えなかったのではないかと憶測しています。
…と、自分で思ってしまうのが愉快ではないので、
今以上に自信の持てるイラストが描ければ、まずはよし、です。
その上でできるだけ多くの人に気に入られるイラストが描ければ
言うことなし、ですが…。
テーマが「響き」だったので、それに沿うようなイラストを
描いたのですが、まさに「響き」なイラストに仕上がったので、
そのままタイトルに持ってきました。
大きさは470mm×800mmくらいです。
画材はインク/シール台紙。
他の出展候補作に比べて「イラストらしい」のではないかと
思いますが、どうでしょうか。
唇やオカリナの形や、線の感じがイイ感じに仕上がって、
自分で気に入ってます。
また、オカリナに指を添えず、緩く頬杖をついてぼんやりと
「吹くともなく吹いている」ところも重要なポイントです。
場面としてはありえませんが、「この感覚」に
共感していただけたなら、僕の思惑通りなのですが…。
自分で振り返ってみるに、こういった感覚を表現できていた
作品というのは、あまり無かったのではないかと思います。
これからは、この辺をもっと衝いていきたいですね。
この路線で、さらに「グッとくる」ものを目指したい。
…といっても、これ以外にもイラストのアイディアがあって、それも平行して実現していきたいので、
ついつい雑食気味になってしまうのですが…。
実は「色」も使いたかったりして…。うーむ。