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ヨエコ2DAYSレポ その2

どうも、こんばんは。

いや……あっついですね…本当に。

「暑い」じゃなくて、「熱い」です。空気が熱い。

当然自転車のサドルは激アツ。臀部がやけどするかと思いましたよ…。

 

まあ、今日は『チョイス』にイラストを出さねばならなかったので

(何を隠そう、ワタシはイラストレーターなのです。

いや、半分まだイラストレーターになりきれていない気がする…。)、

止むを得ず日中外出したのですが、普段は部屋にこもっていればよいわけです。

 

…なんて、残念ながら、実は、ウチの室内も熱いものだらけなのでした。

この、座っているイスが熱い。Tシャツが熱い。コピー紙までもが熱い。

なんでも、今年はさらに暑くなるらしいですね…やばい…。

クーラーなんか糞くらえだ!なんて強がってたけど、今一番欲しいものは?

って訊かれたら、「クーラー!」って即答しますよ、本当。

 

ちなみに、現在は「夜はベランダに扇風機を置いて室内に外気を吹き込む」、

「窓を開けて、さらにドアもちょっと開ける」、「ちょくちょく水浴びする」、

…などの作戦でどうにか凌いでおります。がんばれ!オレ!

 

 

で、『ヨエコ2DAYSレポ その2』(タイトル微妙に変わりましたが、あまり気にしないでください。)です。

そう。昼間の高速バスで東京に向かったのです。

普段利用するときは、深夜の便ばかりでしたので、色々発見がありました。

 

・愛知県あたりの工場地帯がアツかった。

・浜名湖がデカかった。

・サービスエリア(外)はものすごく暑かった。

・首都高速って狭い。

 

…そう。最後の首都高速がネックだったのです。

今まで全く気づかなかったのですが、天下の首都高速があんなに狭くてどうすんだ!

これでは渋滞して当然です。

 

まあ、幸い、15分か20分程度の遅れで無事東京駅に到着しましたが、ちょっと焦りました。

「なあに、今日開演に遅れても明日がある。全ては想定内さ。」

…なんて、後付けの想定をでっちあげて余裕あるふりを心がけてはいましたが、

「クソ汚い眺めだな、オイ。」とか心の中で東京に八つ当たりしてました。スマン、東京。

どうにか開演15分前くらいには東京キネマ倶楽部に到着したのでした。

 

 

さて、ライブレポートのくせに、ライブ始まるまでにえらく文章を費やしてしまいましたが、

内容については「ブログ検索」で「ヨエコ」と入力、

ボタンをクリックしていただければいくつかレポートが出てきますので、

そちらをご参照ください(ええーーっ!!?)。

 

また、bounce.comのレポートは、写真が大きく、

なかなか良い仕上がりになっていますので、オススメです。

 

…まあ、それだけでも何なんで、もし良かったらオレレポートにもう少しお付き合いください。

 

 

yoeko04.jpg←ヨエコが観客に遺品(?いや、それでオッケーだ!)を

投げつけるところです。

本当はティアラは

子供(おそらく。後ろの方だったので、よく見えんかった)に

やさしく手渡し。

クツ(サンダル?いや、もう少し今風な呼び方があったと思うが…)は

きちんと臭いを確かめて、そっと下投げでした。

 

どーでもいいけど、ミュージシャンがピックやスティックを

投げるのは見たことあるけど、クツは初めて見た。

確かにキーボードだと何投げたらいいか分からないか…。

まあ、プロレスラーのリングシューズもお宝になったりするし、

きっと、うん。

 

yoeko03.jpg

次、こちらのイラストは最後の最後、

去り際に舞台の袖からVサインを突き出すヨエコです。→

「後ろピース」な感じです。

デジャブかと思ったのですが、そういえば、

小田原ドラゴン(だったっけ?)の漫画『おかえりなさい』(だった?)に

こういうシーンがありました。

奇しくもヨエコの1stCD-Rは『お帰りなさい』。

きっとあらかじめこうした場面をシミュレートしていたのでしょう(?)。

 

ちなみに漫画では「ジャッカル」か「チーター」か、

そういうあだ名のテレクラの達人が店を救った去り際に

「ビッ!」と「後ろピース」を出していたと思います。

 

yoeko_stage01.jpg

←あと、写真を。

photo by 森山大道って感じ(?)ですが、

僕のしょぼいケータイで写したものを少し加工したものです。

 

光がまばゆくて極楽のようです。

全ステージ終了後、みんなケータイで写真撮ってたので、

僕もマネしてみました。

「天国」へと「旅立った」『倉橋ヨエコ』を見上げる群衆たち…といったところでしょうか。

 

yoeko_stage02.jpg
こちらは、「遺品」のひとつ、電子ピアノです。→

マイクのところにはキネマ倶楽部の人にもらった(確か)、

「朝顔市」(ちょうど鶯谷でやってた)のお守りがつけてあったみたい

(遠かったのでよく見えん)。

 

 

さて、本当はもっと書きたいことも、山ほどあったのですが、

だらだらだらだら続きそうなので、このへんで。

 

 

ところで、ライブの後は全くヨエコの曲を聴いていません。

というのも、最近の僕は著しく「記憶の混同」を恐れているからです。

つまり、「ライブで体験した曲」と「CDで聴く曲」とが

自分の記憶の中で同じものになってしまうのを恐れているのです。

 

実際、以前ライブで聴いた『ピロウズ』の『ハイブリッドレインボウ』と

CDで聴いた同曲とは、僕の記憶の中では区別がつかなくなってしまっています。

音楽以外でもそうです。

同じ高校の同じ部活で毎日のように顔を合わせていたSくんの、

僕の記憶の中における姿は、写真の中の彼と同一化されているわけです。

 

僕は、それはいやだと思うのです。

あまりにも薄っぺらいと思うのです。

 

今回ももう手遅れです。

前出の『bounce.com』で見た写真に、ライブの記憶の一部が侵食されつつあります。

心斎橋クラブクワトロの公演も含めると、都合3回も見たあのすばらしい光景が、

たった一枚の写真にかき消されてしまうのが悔しくてならないのです。

 

 

会場の後ろの方から人の波間に覗き見た、

みっともないくらいに大きく口を開けて歌うヨエコの勇姿は、

本当に本当に美しかった。(おしまい)

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