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テレビクロッキー - 大相撲・赤ちゃん編 –

こんばんは。
僕の部屋にはテレビがありません。なぜかというとテレビを見ないからです。
ちょっとは見たい番組もあるのですが、ついついだらだらと無駄に付けっぱなしにしていたりして時間も電気代もテレビを置くスペースももったいないのでいっそのこと、といった具合です。

ところで今諸々の事由により埼玉に居るのですが、ここには結構デカいテレビがあるのです。
せっかくなのでこいつを活用して面白く遊んでやれ、というのが今回の企画です。

『テレビクロッキー(以降『テレクロ』。テレクラではない)』というタイトルのとおり、要は「テレビに映る人物等をクロッキーする」ということです。
もっとも、通常クロッキーといえば少なくとも1分以内、あるいは対象が動いていたとしてもそれを目で追うことができるわけですが、『テレクロ』はもっとシビアです。

番組にもよりますが、画像が大体数秒程度で次々に切り替わるため、それについてゆくスピードが要求されるのです。さすがに切り替わるごとに描く対象を変えてゆくのは困難なので(それはそれで面白いが)、ターゲットを絞ってそれが映ったら素早く描写、切り替わったら次の機会を待つ、ということになります。

元々クロッキーは制限時間が短いのでゲームのような感覚がありますが、これはさらに難易度が高く、ゲームとして面白い。もちろん、到底番組の内容には集中できませんが、どうにか描き上げられたときの達成感は、「こんな無茶なステージ絶対クリアできっこない」と思っていたのがトライを繰り返すうちに難なく攻略できるようになっていた、というときのそれに近いものがあります。

それでは先生がお手本をお見せしますね。

テレビクロッキー『土俵入り』by J.F.Kooya

1点目
『土俵入り』

大相撲の見所の一つに、この「土俵入り」があると思います。鮮やかでかっこいい化粧まわしには、誰しも一度はあこがれます。もっとじっくり一枚一枚紹介してくれても良さそうなものです。
土俵に上がるときに化粧まわしを手で持ち上げる仕草(特に両手でやるもの)が慎ましやかで好き。

テレクロ難度としては易しいほうではないでしょうか。何人も出てくるからパーツごとに確認しやすい。

テレビクロッキー『横綱土俵入り』by J.F.Kooya2点目
『横綱土俵入り』

横綱土俵入りもなかなか楽しいです。
両手を上に上げたり、何といっても手を摺り合わせながらじりじりと立ち上がってゆくところが好きです。今日から練習しようかな…。

テレクロ的には結構ゆっくりでカメラワークも穏やかなので易。

テレビクロッキー『インタビュー』by J.F.Kooya3枚目
『インタビュー』

あと、試合後のインタビュー。
マイク描いてないんで分かりにくくなってしまったが。

マゲを乱れさせていたり頬を赤く染めて息を切らしていたりと超キュートな要素がいっぱい。もちろんしばらくカメラも止まっているのでテレクロにおすすめです。

今回アップしませんでしたが、超難度なのが取り組み中の力士。目まぐるしく動くのでかなりの動体視力が要求されるでしょう。これが描けるようになればもう立派なテレクロの達人です。

テレビクロッキー『あかちゃん』by J.F.Kooya

テレクロ最後は
『あかちゃん』

力士もキュートですが、赤ちゃんも負けてはいません。
親にしてみれば憎たらしいときもあるのかもしれませんが、見ている分にはもう可愛いだけです。

しかしそれも幼いうちだけ…と書こうと思ったのですが、そう。力士に育てれば大きくなっても似たような(?)キュートさが楽しめます。

さて、これは教育テレビの育児情報番組なのだけど、スタジオ中乳児が虫みたく這い回っていい感じです。

テレクロとしては中級程度か。複数の子にカメラが切り替わるのでちょいムズかも。

それから、
・乳幼児の体温は急激に変化するので動揺しないように。
・成長期は足のサイズが数ヶ月でかなり大きくなるのでマメに靴を買い換える。
などの点に注意するといいみたいです。

さあ、テレビを見るときにお菓子をつまんでいたその手を鉛筆に持ち換えて、あなたも挑戦してみませんか?

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