【写真:ベイビー・パイン・アップル(2009)】
ピンボケですまん…。
ピンボケですまん…。
一見シュールレアリスム絵画のようだけど、本当にこんなかわいいパイナップルが売ってて、衝動買いしてしまった(おそらく商品名は「ベイビー…」ではなく、「パイナップル・プリンセス」であろう)。
といっても、果物屋ではなく、花屋さんで見つけたもの。このまま育つと食用のみたいに大きくなるのか、こういう小さな種類なのかは知らない。
なるほどこれを使えばかなり個性的な花束、あるいはフラワーアレンジメントが仕上がりそうな気はするが、こいつばかり目立って使いづらそうでもある。美しすぎるパイン姫は、それがゆえに民衆に溶け込めずかえって辛い思いをするのだ(妄想)。
ひょっとしたらお化けかぼちゃみたいに巨大なヤツもあるのかもしれないけど、でかかったらうっかりトゲに刺さって大怪我しかねないな。
トゲといえば、缶詰パインを缶切りで開けたときの曲線上のギザギザは植生時の彼らを彷彿とさせてまさにうってつけのパッケージといえる。
そこまで考えてデザインしたのだとしたら相当なものだ。中身も長期間汁に浸けても形が崩れず色鮮やかで、ギザギザの王冠を戴いたまさに果物缶詰界の帝王。
でもこんなに守りを固めてるのにあっさり人間に食われてしまったりするのだからお気の毒。