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今も昔も猫の絵ばかり

イラスト『あのこがとおってく』by J.F.Kooya

こんばんは。
また大分古いイラスト(↑)をひっぱり出してきました。
『あのこがとおってく』(2005)。木炭とアクリル絵の具、画用紙。

やけに大股で歩く猫ですが、まあそれはさておき、なかなか好きな絵です。
どことなく眠たそうな表情や(きっと寝起きだ)、木炭によるラインが意図せず?毛の感じを出しているところや色水を流して作った背景など、意外と?見どころがいっぱいです。

それにしても今も昔も猫の絵ばかり描いているなあ、と思います。昔飼っていたこともあって、頭の中に映像があって描きやすいし、やはり好きなのです。何も考えずに描くときは大体猫を描いてしまいます。

ところで今書いていて思ったのですが、「猫を描く」ってちょっと離れて見ると「猫」と「描」が一緒に見えて面白い。いや、面白いってほどでもないけど、見えるなー…と…。

それと、「木炭で描くとイイような気がする」という「木炭効果」(勝手に命名)もあるかもしれないけど、なんかこう、フツウに描いた作品がもっとあってもいいかも、とか思ったりも。捻ったりアイディア盛り込んだりも面白いけど、素直に描いてあると(描くと)、心が洗われるといいますか、これはこれでいいじゃないか、と。

さらには、そういう「気づき」もあったりするので、旧作でお茶を濁すのも悪くない…いやむしろ積極的にやるべき…とか合理化(心理学的に)できるわいなー、なんて頭に浮かぶ…。

そんな春の午前一時でした。

ではまた。

4件のコメント

  1. ありがとうございます。以前飼っていた猫を思い出して描いたものです。自分でもお気に入りの一枚なので、そう言っていただけるととてもうれしいです。自分の記憶や感情と強く結びついたモチーフをもっと描いてゆきたいです。
    『幻楼エメラルド』(http://www.genrouemerald.com/)拝見しました。
    建物の外観、内装ともにとてもカッコイイです!今後も増改築してゆかれるということですので、また遊びに行かせていただきたいと思います。

  2. ねこかわええ!!!!です!
    これはグッときました、今までの猫イラストの中でもダントツです。なんだか「人間になりたがった猫」という演劇を思い出しました。これからサイト閲覧させていただきます!

  3. ありがとうございます!
    最高の褒め言葉をいただき、舞い上がってしまいそうです。
    この絵を描いた時の気持ちを忘れずに、精進したいと思います。調子に乗ってもっと猫描きたいです。
    『人間になりたがった猫』についてはタイトルを聞いたことしかなかったのですが、あらすじを見ると面白そう!「罰として人間に…」というのが皮肉でニヤリとしてしまいます。
    今後ともご贔屓に

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